<歴史など>
黒海の東方、カフカス山脈の南西部にある山がちな国で、古来、ギリシア神話の舞台にもなりました。現在の国旗は、1917年に一般公募によってヤコフ・ニコラドツェの図柄を採用し、ロシア革命後の18〜21年の独立時に揚げられたものです。
国旗左上の黒と白は、1801年グルジアの前身であるカルトリ・カヘティア王国がロシアに併合されたときに生まれた配色で、黒は帝政ロシアに対する抵抗、白はロシアからの解放を意味しました。現在の解釈は、黒はロシア支配の暗黒時代、白は平和と自由、えび茶色は過去と未来の独立時代への憧れとグルジアの国土を表しているといいます。