キルギス共和国 (Kyrgyzstan)


<歴史など>
 中央アジアの天山山脈の北側に位置する山岳内陸国です。1991年のソ連崩壊に伴い、史上初のキルギス人による新国家が誕生しました。
1992年に一般公募によって新しい国旗を制定したが、イスラム国家の連帯感よりも、伝統と文化を優先させた民族色の濃い図柄となっています。草原に輝く太陽と遊牧民キルギス人の移動式テントであるユルトの天井部分を組み合わせて図案化したもので、40本の光線は国内に居住する代表的な部族の数を表している。赤はキルギス人を民族としてまとめあげ、伝承叙事詩でも謳われている民族の英雄「高貴なマナス」が使用した色といわれています。

キルギス共和国の簡単なデータ>
 首都:ビシュケク

 政治体制:共和制
 通貨:ソム
 宗教:イスラム教スンニ派 約70%・ロシア正教
 独立:1991年8月31日