<歴史など>
マレー半島部の西マレーシアと、ボルネイ島北部の東マレーシアからなり、マレー系、中国系、インド系などが混住する複合民族国家です。
現在の国旗は、1957年に独立したマラヤ連邦の旗をもとに、1963年のマレーシア連邦発足時に一部改定を加えたもので、配色は旧宗主国の英国ユニオンジャックを手本にしたと言われています。青は国民の統一と団結、黄はサルタンの権威を表し、赤と白はインドネシアやシンガポールなどに見られるように、古くから東南アジアにおける伝統色でもあります。三日月と星はイスラムの象徴で、赤白14本の帯と14稜星は、シンガポールを含めた発足当時の14州を意味します。