<歴史など>
インド亜大陸の南西洋上に点在する約2000のサンゴ礁からなる海洋国家です。最高地点は4mにも満たない小さなサンゴ礁群の為、近年は地球温暖化による海水位の上昇で存亡の危機に立たされています。
国旗は、1965年に英国から独立したとき、旗竿側に白黒の斜め縞模様の帯がおかれていましたが、1968年の共和制移行に伴って削除され、現在の図柄となりました。
国旗に使用されています赤・緑・三日月は、この国がまぎれもないイスラム教国であることを物語っています。赤はかつてアラブ人がインド洋交易の拠点とした地域(湾岸地域、オマーン、ザンジバルなど)に共通する伝統色で、現在は自由獲得の為に流された血の色と解釈されています。緑はイスラムの伝統色で、平和と繁栄を表しています。