<歴史など>
朝鮮半島の南北分断により、南半分に生まれた国。日本にとっては最も近い外国で、昔から大陸文化の窓口として交流を続けてきました。
国旗は、通称「太極旗」と呼ばれて、図柄は1883年に生まれています。太極とは、易学でいう宇宙生命といったもので中央の巴状の円を指します。赤は陽、青は陰を表し、太陽と月、天と地、昼と夜、男と女といったように、万物は相対するものが調和しつつ統一されるという昔からの東洋思想に基づいた宇宙観を意味しています。白地は昔からの民族色で、純潔、平和、正義の象徴といいます。
四隅の記号は、易学で吉凶を占う卦。左上を乾、右上を坎、左下を離、右下を坤と呼び、それぞれ天・夏・南、水・秋・西、火・春・東、地・冬・北を表して宇宙の構成要素に対応しています。