トルクメニスタン (Turkmenistan)


<歴史など>
 中央アジア南西部のカスピ海に臨む国です。旧ソ連時代にはトルクメンと呼ばれましたが、1991年のソ連崩壊によって新国家として発足しました。
 国旗は、民族色豊かだが、世界一複雑な図柄と言われています。緑地に三日月と星はイスラム教団の一員を示し、旗竿側の紋様はトルメニスタンの伝統的な絨毯紋様です。5種の絨毯と5つの星は、同国を構成する5州とトルクメン人の主要5族(テケ、ヨムド、エルサル、ギョクレン、サロル)を象徴しています。トルクメニスタンの永世中立が世界で認められた事を記念し、1997年1月紋様の下に平和の象徴であるオリーブの枝を組み合わせたリースが付け加えられました。2001年1月には旗の比率を1対2から現行の2対3とし、絨毯部分の色彩とデザインの一部も変更しました。

トルクメニスタンの簡単なデータ>
 首都:アシガバード
 政治体制:共和制
 通貨:トルクメン・マナト
 宗教:イスラム教スンニ派 約85%・ロシア正教
 独立:2001年1月24日