アラブ首長国連邦(United Arab Emirates)

<歴史など>
 アラビア半島のペルシア湾に臨む7つの首長国からなる連邦国家で、世界的な原油産出国の一つ。1892年以来、英国保護領時代はトルシャル(休戦)オマーンと呼ばれました。

 旗の赤・緑・白・黒の4色は汎アラブ色で、左の赤はアラブ社会の血縁とイスラム聖戦で流された血、右上の緑はイスラム王朝のファーティマ朝と肥沃な国土、真中の白はウマイヤ朝と中立性、右下の黒はアッバース朝とイスラムの勝利及び石油資源を意味しています。また左の赤は、かつて湾岸地域に勢力を張ったシーア派の一派ハワーリジュ派の伝統色であったとされています。構成国の一つフジャイラは、独自の旗をもたず、国旗で代用しています。

アラブ首長国連邦の簡単なデータ>
 首都:アブダビ
 政治体制:7つの首長国による連邦制
 通貨:ディルハム
 宗教:イスラム教スンニ派 約80%・イスラム教シーア派
 独立:1971年12月2日



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アラブ首長国連邦の国旗