<歴史など>
アラビア半島の南端、紅海とインド洋に臨む国。紀元前10世紀ころシバの女王のもとで栄えた国という伝説を持ち、古くから「幸福のアラビア」と呼ばれてきました。1990年にイエメン・アラブ共和国(北イエメン)とイエメン民主人民共和国(南イエメン)が統合し、新国家として発足した。
現在の国旗は、旧北イエメン旗の図柄のうち中央におかれた緑の星をはずしたもので、同時に赤・白・黒の配色は汎アラブでもあります。上部の赤は独立の情熱、中央の白は未来への希望、下部の黒はイスラムの勝利をそれぞれ表しています。
なお、旧南イエメン旗は、赤・白・黒の横三色旗に、旗竿側に赤い星が描かれて淡い青の三角形を配した図柄でした。