ボリビア共和国(Bolivia)


<歴史など>
 南米中央の高原に開けた内陸国です。鉱物資源に恵まれながら、長い間政情不安で経済の安定化が図れなかった。ペルーとともに世界的なコカの原産地でもあります。
 1825年の独立に際して採用された旗は、赤・緑・赤の横三色旗に中央に月桂樹の葉で囲まれた5つの星を配した図柄であったといいます。翌年に黄・緑・赤の配色に変更され、現在の旗の原型が完成しました。最終的には51年に大統領マヌエル・ベルスが配色を変えて中央に紋章を入れました。
 88年新しく作成された国旗を配して、公式に制定しました。赤は武勇と動物物資、黄は鉱物資源、緑は肥沃な国土と森林資源を表します。国章には、コンドル、アルパカ、パンの木、ポトシの丘などボリビアを象徴する動植物や地形を描き、9つの星は国を構成する9県を示しています。

ボリビア共和国の簡単なデータ>
首都:ラパス
政治体制:共和制
宗教:カトリック 約89%
通貨:ボリビアーノ
独立:1825年8月6日