イギリス領バージン諸島(British Virgin Islands)

<歴史など>
 中米の中部、太平洋に臨む中米7カ国のうち最小の国です。1980年代は内戦に明け暮れ、約7万5千人が犠牲者になったといいます。
 19世紀前半、中央アメリカ連邦を結成していました中米5カ国は、青・白・青の横三色旗を国旗としていましたが、現在もこれらの諸島の旗は当時の名残をとどめて青白の基本色としています。2本の青い帯はカリブ海と太平洋、白い帯は2つの海にはさまれた国土と平和を表します。中央アメリカ時代から採用されてきた国章は、自由と平等の象徴である虹とフリギア帽、5カ国の連帯を強調した5つの火山と5本の旗を描き、リボンには「神・統一・自由」と記されています。

イギリス領バージン諸島の簡単なデータ>
主都:ロードタウン
政治体制:共和制
宗教:カトリック 約75%
通貨:エルサルバドル・コロン、米ドル
独立:1841年1月30日