<歴史など>
カナダには、新国旗制定まで公式の旗は存在しませんでした。以前は英国赤色船舶旗を基調にカナダのカエデ、スコットランドのライオン、フランスのユリ、アイルランドの竪琴を合成した盾紋を配し、英国色の強い旗が便宜的に使用されました。
カエデの葉は、1834年ケベックのサンジャン・バプテスト教会が、ビーバーに変わるカナダを象徴する紋章と唱えた事に始まり、この旗も「メイプル・リーフ・フラッグ(カエデ旗)」と呼ばれています。赤・白は共に1921年以来カナダの国民色でした。また、左右の赤は大西洋と太平洋を表し、中央の白い部分は広大な国土と国の発展を意味しています。