<歴史など>
北大西洋と北極海の間に位置する世界最大の島で、自国ではカラーリット・ヌナート(人々の土地の意)と呼びます。大半が北極圏に属し、全土の約84%が半永久的な氷床で覆われています。1814年にデンマークの領土となり、1953年本土並みの自治権を獲得、更に1979年に現在のような自治政府が発足しました。
公募によって、地元の工芸デザインであるT・クリスチャンセンの案が採用された旗は、通称「エルファラソープト(我々の旗の意)」と呼ばれています。配色の基本は米国、デンマークの国旗に習った赤と白で、同時に白は氷山と氷塊を表し、赤い円は北極海から上る日の出、あるいは沈む落日を図案化したものをいいます。