ハイチ共和国(Haiti)

<歴史など>
 西インド諸島のイスパニョーラ島の西半分を占める国で、1804年世界初の黒人国家をしてフランスから独立した輝かしい歴史をもっています。
 建国者ジャン・ジャック・デサリーヌは、旧宗主国フランスの三色旗から白人を連想させる白を抜いて、ムラートを象徴する青の縦二色の旗を考案しました。2年後にこれを横二色に改定したのが、現在の旗の原型で、1843年国章を加えて国旗に制定しました。独立を意味する椰子の木を中心に、太鼓、大砲、ラッパなど勇ましい武器で飾り、リボンには「団結は力なり」の標語を添えています。1964年〜87年のデュバリエ独裁時代には、黒赤の縦2分割旗を使用しました。

ハイチ共和国の簡単なデータ>
首都:ボルトープランス
政治体制:共和制
宗教:カトリック 約69%・プロテスタント 約24%
通貨:グールド
独立:1804年1月1日