パナマ共和国(Panama)

<歴史など>
 中米南東部、北陸大陸と南米大陸を結ぶパナマ地峡周辺にある国です。長い間コロンビアの一部でありましたが、運河建設をもくろむ米国の後押しによって1903年分離独立しました。99年の運河返還で、中南米の金融センターとしての期待がかかります。
 旗は、独立時にナヌエル・アマドール・ゲレロの手によって考案されたものです。赤・青・白の三色と星型は、パナマ独立を支援した米国の星条旗に由来しているといいます。
 赤は当時の二大政党の一つであった自由党、青は保守党の色であると同時に、白は両党の融和を表しています。また赤い星は法の権威を、青い星は潔白さと国への忠誠を示すと説明されています。さらに、赤は愛国者の流した血の色
、青はカリブ海と太平洋の海の色、白は平和と国土の意味もあると言います。

パナマ共和国の簡単なデータ>
首都:パナマ
政治体制:共和制
宗教:カトリック 約80%・プロテスタント 約15%・イスラム教
通貨:バルボア
独立:1903年11月3日