<歴史など>
南米北東部、太平洋に臨む国です。紀元前から古代文明が栄え、12世紀にはアンデス山脈のクスコを中心にインカ帝国が成立した地です。
紅白の二色旗は、1820年南米解放運動の指導者ホセ・デ・サンマルチンが考案したといわれています。言い伝えによると、リマ南方のピスコ湾に上陸したサンマルチンは、紅の翼に白い胸のフラミンゴの群れを見て、「今後生まれる国は赤と白が解放者の色になろう」と、対角線で二分した赤・白二色の旗を作りました。紅白はまたインカ帝国の伝統色とも言われています。
25年に縦三色旗に図柄を変更して制定された旗は、赤は戦いと勇気、白は平和と尊厳を表しているといいます。 国章には、特産のリャマ(動物の象徴)やキナの木(植生の象徴)、豊饒の角から溢れる金貨(鉱物の象徴)描かれています。