セントルシア(St. Lucia)

<歴史など>
 西インド諸島の小アンティル諸島南部に位置する島嶼国です。カリブ海域にあるいわゆる小国家の一つです。1814年に英国領が確定し、1979年に独立を達成しましたが、現在の国旗の原型は、独立する以前の67年に採用されました。2002年2月青地を紺からライトブルーに変更しました。旗はきわめて斬新な図柄で、異色な存在です。三角形は国土そのものですが、2つの三角形は島の最高峰で双子型活火山ピトン山(798m)を象徴しています。地色の青はカリブ海と大西洋、黄は太陽の光線と黄金色の海岸、黒はアフリカ系黒人、白はヨーロッパ系白人を意味し、黒人と白人の協調によって国づくりにはげむ姿勢を表現しています。

セントルシアの簡単なデータ>
首都:カストリーズ
政治体制:立憲君主制
宗教:カトリック 約79%・プロテスタント 約16%
通貨:東カリブ・ドル
独立:1979年2月22日