ベネズエラ・ボリバル共和国(Venezuela)

<歴史など>
 南米北部、カリブ海に臨む国です。大河オリノコが東西に貫流してリャノと呼ばれる熱帯草原が広がり、北部一帯は南米一の産油地帯を形成しています。
 独立運動家フランシスコ・デ・ミランダによって、1806年に考案された横三色旗は、11年国旗となり、のちコロンビアとエクアドルを加えたグラン・コロンビアの国旗へ引き継がれました。30年同国が解体して独立国家となったため、17年に採用した7つの星をあしらった旗を復活させました。黄は新世界の黄金を、赤は宗主国スペインなどの旧大陸を意味し、青帯の大西洋によって新旧両世界を象徴すると言われています。
 7つの星は11年の独立宣言に署名した7州を表し、左上の国章は1930年に加えられ53年に一部変更したものだが、国章を入れるのは官用旗の場合で正規の国旗では外すのが正しいといわれています。

ベネズエラ・ボリバル共和国の簡単なデータ>
首都:カラカス
政治体制:共和制
宗教:カトリック 約92%
通貨:ボリバル
独立:1811年7月5日