アンドラ公国(Andorra)

<歴史など>
 ピレネー山脈の南斜面、スペインとフランスにはさまれた小国です。13世紀以降フランスとスペインのウルヘル町の司教が共同統治する保護国でありましたが、1993年主権在民をうたった自主憲法を公布し、完全な独立国となりました。
 国旗は、1866年に採用されましたが、一説にはナポレオン3世が考案したと言われています。青・黄・赤の三色旗はフランスの三色旗とスペインの血と金の旗、双方の旗の組み合わせたものです。中央の紋章は、左上は長い間統治してきたウルヘル司教の錫杖と冠・左下はカタルーニャ伯の旗章・右上はフォア伯の旗・右下はベアルン伯の家紋を収め、スペイン・フランス両国の緊密な間柄を示しています。紋章下部の文字はラテン語で「結合した力はより強大なり」と記されています。

アンドラ公国の簡単なデータ>
首都:アンドララベリャ
政治体制:立憲君主制
宗教:
カトリック 約92%
通貨:ユーロ
独立:1288年12月6日