ギリシア共和国(Hellenic Republic)

<歴史など>
 西洋文明の発祥地で、古代にはアテネやスパルタなど都市国家(ポリス)が栄え、長期に渡ってヘレニズム文化の頂点を極めました。
 現在の国旗は、1822年オスマン・トルコに対して独立闘争を開始したときの、青地に白十字の旗に基づいています。それは、のちギリシアの初代国王になったオットー1世の出身地でありますドイツのバイエルン公国の伝統色でもありました。
 カントン部分の白十字は信仰心のシンボルで、9本の縞は独立戦争時のシュプレヒコール「独立か死か」の9音節を表すとも、独立戦争が9年間続いた事に由来すると言われています。青は澄んだ空の色と自由独立を支持する神の啓示、白はイスラム支配からの独立の正統性を表す。青地に白十字だけの陸用旗もありますが、現在では使用されることは稀です。

<ギリシア共和国の簡単なデータ>
首都:アテネ
政治体制:共和制
宗教:
ギリシア正教 94%
通貨:ユーロ
独立:1830年2月3日