<歴史など>
古代ローマ帝国の中心地として栄え、のちベネチアやフィレンツェなどの都市国家群によるルネサンス文明の発祥地となりました。
イタリアの三色旗は、明らかにフランスの影響を受けてものです。1796年フランス軍のイタリア遠征時にナポレオン自らがフランス三色旗の青を緑に変えてイタリア諸邦の統一旗として命じたと伝えられ、最初は1798年から1802年まで使用されました。1848年イタリア統一運動の中心となったサルデーニャ王国の旗として復活しましたが、当時は中央にサルデーニャ王国の国旗を立ての形にかたどった紋章が置かれました。1946年共和制の発足と共に紋章は除かれ、現在の三色旗になりました。緑は国土・白はアルプスの雪と正義と平和・赤は愛国者の熱い血を表しますが、白地部分に紋章を入れるとメキシコ国旗になります。