リ ン |
生理作用 | |||
リンはリン酸塩として骨・歯の中に存在し、またリン酸エステルとしてATP,ADPやクレアチンリン酸の形でエネルギーに関与している重要な成分です。 ナイアシンはリンがなくては吸収されませんし、心臓の働きにも重要な役割を果たします。 ただし、単体のリンは黄リンと赤リンが存在し、特に黄リンはきわめて有毒で、接種すると胃腸を刺激し、腹痛、嘔吐、吐き気、下痢を起こし、ひどい場合は、昏睡から死に至ります。 (赤リンは水に溶けず、反応性もないので中毒にはなりません。) そこでリンは食物から摂取することが必要です。 特にリンが働く上で、カルシウムが不可欠であることから、両方を摂取が必要です。 |
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欠 乏 症 | |||
くる病、歯槽膿漏 | |||
多く含む食品 | |||