ビタミンK |
生理作用 | |||
ビタミンKには、K1(フィロキノン)、K2(メナキノン)、K3(メナジオン)などがあります。 黄色・油状で光・アルカリに不安定。フィロキノンとメナキノンは、胆汁の存在のもとに小腸から吸収されるが、メナジオンは胆汁の存在がなくても吸収されます。 ビタミンKは血液凝固に関与するビタミンとして発見されました。 血液凝固促進、血液凝固因子の構成成分であるγ−カルボキシグルタミン酸の合成に関与し、プロトロンビンの形成に不可欠です。凝固因子U,Z、\、] や骨のオステオカルシンを初めとした様々な蛋白中のグルタミン酸塩基のγ−カルボキシレーションに必要で、その結果、それらの蛋白のカルシウム結合性を高めます。 骨へのカルシウム石灰化の調節 ・ 血液を凝固させるプロトロンビンなどを生成 ・ 骨の発育を促進 (破骨細胞の働きを抑制、骨粗鬆症を防ぐ) |
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欠 乏 症 | |||
・ 血液凝固の遅延、出血 ・ 骨粗鬆症になりやすくなる ・ 出血しやすくしやすくなる |
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栄養必要量 | |||
・成人男性65μg ・ 成人女性55μg ・ 妊婦 55μg ・ 授乳婦 55μg |
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多く含むもの | |||
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